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こどもかい

会長ごあいさつ

2020/09/14

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皆さま、こんにちは!今年度の子供会運営委員は、新メンバー17名でスタートしました。

子供会では、例年、大和北地区体育振興会・公所自治会・浅間神社氏子会・下鶴間つきみ野地区社会福祉協議会・公所コミセンなどの主催イベントの運営に携わっています。しかし…、新型コロナウイルス等感染症拡大を抑えることから主だった活動を控えている状況です。
出口の見えない現状で医療や学校に携わってくださっている方々のご苦労や各団体のイベント中止の決断など、これまで多くの方々のご尽力によって平穏無事と学び深い経験とがもたらされていたのだと改めて感謝の気持ちが溢れてきます。


唐突ですが、私が小学生の頃、家の向かいに住んでいたおじちゃんが大好きでした。
朝の登校時には「おう!気をつけてな!」と声を掛けてくれて、学校が休みの日には「これ、やってみるか?」と色々な機会を与えてくれました。おじちゃんは、好き嫌いや得意不得意ではなく、「やってみる」という経験をくれました。生きていく上で大切な「何ごともやってみないと分からない。たとえ、上手くできなくても、上手くできる方法が分かった時に楽しさが待っているものだ!」と、前向きな考え方と勇気を持つことを教えてくれた向かいのおじちゃんを今でも尊敬しています。
親と子の間ではなかなか伝わらない気持ちや考え、また、子どもの協調性や社会性が地域の方々との関わりの中で子どもの中に芽生え、育っていくことは多くあります。子ども達の健全育成には、多くの大人が子ども達に関わってあげることが本当に大切ですよね。「元気?」「今日も良い天気だね。」「大きくなったね!」「気をつけてね。」など、どんな言葉が子どものきっかけになるかは分かりませんが、ちょっとした大人の温かい言葉や前向きな考え、ちょっと憧れるような大人の姿が子ども達を大きく成長させるきっかけになったりするものではないかと考えています。


公所子供会では、『子ども達みんなの笑顔が溢れる機会と地域のために』活動していきます!
また、『地域の子ども達を、地域で育てる経験を皆さまとともに楽しむ!』ことを大切にしたいと考えています。
子供会運営委員は、「一人で抱えず無理しない。みんなで考え、仲間を頼り、恩は得意なことでお返しすれば、心がワクワクする色々なことができる。運営委員という貴重な経験を通して、みんなで社会貢献と自己成長を実感し、その姿を子ども達に示してあげられたら良いな」と思いながら努めていきます。
大人の凛とした姿や大人を楽しんでいる姿、間違った時には頭を下げ、素直に話を聞く潔い姿、そして、時には情けない姿。それらの姿がすべて子ども達の目に人生のミチシルベとして映っているかも知れません。子供会運営委員のメンバーだけではできることは限られてしまいます。すべての会員の皆さまとともに強みと経験と知恵を持ち寄って、次代を担う子ども達の心に「きっかけ」を残してあげられるような大人の関わりをしていきたいと思っています。何卒、よろしくお願いいたします。
今年度の各イベント開催可否や参加者募集については、自治会のホームページや掲示板等を使ってお知らせしますのでぜひご覧ください。今年度は急な中止や変更になる場合があります。最新の情報はホームページで確認をお願いいたします。お手伝いボランティアを募る場合もありますので、その際はぜひ皆さまのお力添えをよろしくお願いいたします。


  令和2年度公所子供会 会長 石井 浩一